用務員と資格(第2種電気工事士)

用務員の仕事でも簡易的ですが電気工事を行う職場もあるため、採用時の募集要項に第2種電気工事士以上の取得が望ましいとある事もあります。

そうした事もあるため、用務員の採用に応募を考えているなら、第2種電気工事士の資格を取得しておく方が採用の可能性が格段に高くなります。

では、電気工事士の受験(第2種電気工事士)を考えた場合、どのように資格を取得するのか、簡単ですが一連の流れを解説したいと思います。



受験を考えた時の最初の行動とは

受験を考えたら、当然ながら願書を申し込む事になりますが、願書はいつでも受付けている訳ではありません。

よって、まずは試験に関する情報を知る必要があります。

その場合、最初に確認したいのは、”一般財団法人 電気技術者試験センター”のホームページを見て、試験に関する日程等の情報を確認することになります。



申し込み時期は年二回

ホームページを確認すると、受験申し込みの期間を確認できます。

基本的に上期試験は3月頃(受験は6月頃)に、下期試験は7月頃(受験は10月頃)に願書の受付けが開始されます。

そのため、かなり事前に調べておく事が大切です。

通常、年始め頃に新年度の試験情報が更新されます。

願書については郵送、インターネットのどちらかで行うことが出来ますが、インターネット申込みの方が多少ながら手数料が安くなります。


このホームページから試験情報が確認できる






試験の流れ

第2種電気工事士試験は「筆記」と「技能」の2つの試験が行われます。

まずは筆記試験を受験、そして合格(受験1ヶ月後)し、技能試験(筆記試験の2ヶ月後)に受験し合格することで最終合格となり、免状が申請出来ることになります。

試験に合格したら有資格者と言う訳ではなく、試験に合格して免状を発行されて、初めて有資格者となります。

つまり、願書を申請してから免状を取得するまで、半年以上の時間が掛かることになるので、計画的に取得準備をする事が大切になります。


教材選びについて

第2種電気工事士の受験に必要な教材は大きく分けて筆記試験用と技能試験用があります。

筆記試験用は単なる問題集なので、問題集と参考書を合わせても3〜4千円程度ですが、技能試験用グッズは、工具と試験の出題の電材の練習セットを組み合わせると2〜3万円位の出費になります。

ここで注意したい点は、仮に不合格になった場合、筆記試験の問題集や工具は次回にも使
えますが、電材の練習セットはその年度の試験内容に合わせたセットなので、次の試験で必ず使えるとは限りません。

何故なら、技能試験は毎年度内容が変わり(同じものも多くありますが・・)、前年度の材料では場合によっては不足(過剰)材料が出ることもあります。

そうした場合、それらを追加して買えば済むのも確かですが、材料セットの特徴は、加工の方法の手順など、その年度に合わせた技能教材(DVD教材)サービスで入っている事が多くあります。

そうしたことから、技能試験セットに関しては、筆記試験で合格(試験後の自己採点)を確認した後の購入がベストです。

教材購入の流れをまとめると、
  1. 願書提出、筆記試験、参考書を購入
  2. 筆記試験終了、技能試験 工具 練習材料を購入
ポイントは、筆記が終了し、合格(自己採点)の後に、技能試験用の教材を購入することです。

筆記試験日から技能試験日まで約2ヶ月ありますが、この期間があれば、全くの初心者でも十分に合格可能な練習は可能です。


免状の申請

技能試験が終わると、約1ヶ月後に合格通知が郵送されてきます。

筆記試験も技能試験もインターネットで確認は出来ますが、免状を申請するには郵送の通知が来てからになります。

申請方法は都道府県別なので多少内容が異なりますが、必要書類を入れて封筒で郵送するだけです。

その後、1ヶ月以内に免状は送られて来ますが、申請の状況や処理状況により、免状の郵送が多少前後するようです。

そのため、下期受験の場合、年度末の影響を受ける可能性があるので、可能ならば上期受験の方が良い場合もあります。

補足ですが下期受験の悪い所は、技能試験の合格発表が1月なこと。

そのため合否がわからない正月を迎える点があります。


終わりに

願書提出から免状申請までの流れを簡単に説明しましたが、時間的には結構な長丁場になります。第2種電気工事士の試験は難しいと言うよりも、この長丁場を乗り切る持久力が全てとも言えます。

ここでは省略しましたが、技能試験の時間は短時間でありながら、一つのミスで不合格になるため、事前の練習や体調管理が何より大切な試験です。

また、技能試験の内容も年々進化するため、可能なら一度で合格を目指す方が負担が少ないとも言えます。

そう言った点では他の資格試験とは大きく異なりますが、最初に大きな流れを理解しておけば、初学者でも大きな問題ではありません。

まずはじっくりと、自分に合わせた学習計画を立てる事が、何よりの試験対策になります。







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