年金の受給年齢が伸び続ける現在、60歳以降の働き方を皆が考えないとならない時代へ突入しています。
逃げ水のように年金受給年齢が伸びる状況と、加齢による働き方を同時に考える必要が深刻な問題とも言えます。
また、中高年以降では身体に合わせた仕事に就けないと、結局就職してもすぐに離職となるもの。
そうした中高年に最良の仕事の一つに学校用務員があります。
そこで今回は、なぜ中高年に最良な仕事と言えるのかを解説したいと思います。
上司も部下もいない職場
正確には学校用務員の上司は教頭や校長です。
学校用務員の仕事とは、基本は前任の用務員からの引き継ぎです。
そのため、上司である校長や教頭もその仕事内容については詳しく知らない事が大半ですし、用務員に細かく指示を出す管理職は多くありません。
そのため、上司である校長や教頭もその仕事内容については詳しく知らない事が大半ですし、用務員に細かく指示を出す管理職は多くありません。
故に、学校用務員の仕事とは上司も部下もいない単独仕事だと言えます。
ある意味、自由な職場ですが、人によっては孤立感を強く感じる人もいます。
仕事は天気と相談しながら
学校用務員の仕事は屋外から屋内まであるため、天気を見ながらの仕事になります。
晴れた日は花壇の手入れや枝木の剪定、雨の日には屋内で本棚の修理など、臨機応変に対応することになります。
場合によっては、雨の日は知識を蓄えるための読書の時間となることも。
まさに晴耕雨読のような感じてすが、それこそが学校用務員の仕事とも言えます。
有休消化や定時退勤は当たり前
天気と相談しながらではありますがノルマがあるような仕事ではないため、卒業式や運動会の準備などを除き急ぎの仕事は皆無で、定時退勤が基本です。
また、中高年は病院通いも多いものですが、有休休暇や早退は比較的に取りやすいため、通院に関しての心配もありません。
終わりに
以上のことから60歳以降の勤め先として、学校用務員という仕事はとても良い仕事だと言える上に、人手不足の影響のため、比較的に就職しやすい状況です。
仕事内容にしても激務とは程遠く、年金受給までのつなぎの仕事としては、これ以上ない仕事環境と言えます。
そうした事から、中高年の再就職先として学校用務員の仕事を検討する価値はあると思います。