楽な仕事と検索すると様々な職種が出てきますが、それらの仕事すら用務員を経験した後では、どれも過労と感じるものばかりしかありません。
では、用務員の実際こ仕事内容の実態はどのようなもので、どのような日常なのか、簡単ながら解説します。
とにかくノルマがない仕事
用務員の仕事には、全くと言って良い程、ノルマと言うものがありません。
学校の用務員とは、本来は教師が行う仕事の一部を代行する仕事なので、用務員がいなくなっても学校の仕事は回ります。
教師側から見ても、単に用務員がいるから仕事を振ってるだけなので、実際問題として用務員はいなくても、学校の運営に支障が出ることはありません。
現実に、用務員を廃止した学校も存在しますが、その後も何事もなく運営されています。
そんな用務員が今も健在なのは、用務員がいる事で教師の仕事が多少楽になるからであって、それ以上でも以下でもありません。
言わば、用務員の存在価値とはその程度のものとも言えます。
しかし、その程度の仕事だからこそ、用務員の仕事は楽であるのです。
待機時間が殆ど
用務員の仕事とは、一般的に校内の環境保全です。
草花や樹木の手入れや清掃、校舎内外の簡易的な修繕のように、ビル管理系のメンテナンスが基本になります。
しかし、それらの作業に丸一日行うことは殆どありません。
学校は授業時間で動いてるので、休み時間は児童、生徒の邪魔にならないように作業を中断する事は多々あります。
そのため、実働よりも待機(休息)時間が多くなります。
時間的に細切れではありますが、休息に使える時間は多いのです。
学校に個室があるのは校長と用務員
学校(職場)の教師には個室はありません。
精々、校長くらいです。
そして用務員にも個室があります。
用務員室と言うものです。
校長室の場合、来客が来ますが、用務員には来客はありません。
そのため、自分の好みに部屋をアレンジするのが一般的です。
しかも、畳の部屋があれば冬にはコタツも置けて、夏はエアコンをガンガンにかけても問題ありません。
ここまでの自由度は、さすがに校長室でも不可能です。
そらが可能なのが、用務員と言う仕事とも言えます。
夏休みは暇で昼寝三昧?
そんな用務員室の夏休みの仕事とは、まさに自由三昧と言えます。
もちろん、多少ながら日々の業務はありますが、午後からは何もすることは基本ありません。
子供が休みの学校では、校内ではまずトラブルは発生しません。
あったとしても軽微なものしかなく、まして午後の時間など何もありません。
その中で何をするかはか各人によりますが、寝そべれる用務員室がある用務員にとっては、夏休み期間中はまさにパラダイスと言えます。
終わりに
世の中な楽な仕事は意外に沢山ありますが、用務員はその中でも、かなりの上位の楽な仕事だと思います。