用務員の仕事にノルマはありません。
もちろん、残業も殆どありません。
もっと言えば、出来ない仕事はしなくても問題にならないことの方が多いです。
それよりも大切なことは、このような仕事が今後末永く続くことはないことでしょう。
このような職場環境は多くありません。
そのような時にこそ、次のステップの準備をする時期とも言えます。
用務員から行政書士になった人
用務員には待機する時間が多くあります。そんな中、用務員の中には資格取得のための勉強をする人もいます。
その多くは電気工事士や消防設備士など、実務に近い資格を取得しています。
一方で、用務員の仕事とほ直接関係ない資格を取得する人もいます。
最近、増えてきたのは行政書士の資格を取得する人です。
実は、行政書士の試験内容は、公務員試験に近いものです。
そのため、公務員試験と兼ねた勉強として、行政書士の受験をするのです。
行政書士で独立が出来る
また、行政書士の資格のメリットとして、独立が可能なことです。そのため、公務員試験よりも、行政書士の資格取得を主眼にしてる人も少なくありません。
近年、公務員に採用されても激務な職場も多く、その結果、早々に退職する人も少なくありません。
それよりも、自分の時間が作りやすい、行政書士になることを優先する人も増えてきました。
行政書士は届出の専門家
行政書士の仕事は、役所関係に提出する書類を作る専門家です。
また、依頼者の代わりに代行して行ったりするものです。
用務員の仕事上、役所への連絡業務もあるので、行き来する度に、どのような仕事なのか、理解しやすくなるでしょう。
役所への出入りの免疫が着けば、行政書士になった後でも助かることもあるでしょう。
終わりに
用務員になった後こそ、人と差を付けるチャンスです。
朝から晩まで殆ど休憩のない仕事では、家に帰ってから学習の意欲を奮い立たせるのは生半可じゃありません。
その点、隙間時間が多くある用務員の仕事なら、行政書士の資格を取得するための環境としては、申し分ないと思います。
もちろん、働かないでマンガやゲーム三昧の用務員がいますが、彼らはやがて路頭に迷います。
そのようにならないためにも、まずは自身に対しての志を持つことが大切です。