中高年が採用面接で不採用になるホントの理由
中高年の再就職の厳しさは新卒の比ではありません。
その最たる理由とは、中高年を採用した場合、上司が年下になることが多いためです。
その場合、一番やりにくいのは実は年下上司なのです。
そのため、会社としても無用なエネルギーやトラブル防止のため、中高年の採用は避ける傾向にあります。
用務員と管理職
一方、用務員にも管理職(校長や教頭)が存在するものの、一般的な会社のような部下と上司との関係とは大きく異なります。
用務員の仕事は基本的に一人作業であり、管理職から依頼された仕事を行います。
管理職から命じされた仕事については、用務員本人の裁量で行うので、それ以上の指示を受けることはありません。
頼まれた仕事のみ忠実にこなせば自営業者とほとんど同じ
また、用務員の仕事は管理職から突発的に依頼される仕事の数は多くありません。
仕事の基本は学校の環境整備ですから、外装部分の草刈りや枝木の剪定などの仕事が主体になります。
また、生徒、児童の学習の邪魔にならない範囲でしか活動できないこともあり、草刈りなども実働で言えば一日の中の午前中の二時間程度で、そのような作業を午後からする用務員は多くありません。
その理由としては、午後からの作業だと昼休みや放課後の時間と重なり、作業上危険だからです。
なので午後からの時間は、備品の小修繕や待機をすることになります。
ノルマもなく、直接的の上司がいないのが用務員の仕事の最大の魅力
上記のように、用務員にも管理職はいるものの、一般的な管理職との関係とは大きく違うので、年下の管理職であってもお互い気まずいことが発生しにくいのです。
そのため、用務員の仕事に限っては中高年を採用することのデメリットは少ないため、比較的に中高年も採用さやすいのです。
まとめ
以上、中高年の就職先としての用務員の仕事についてのメリットになります。
用務員への採用方法については学校への直接雇用や派遣会社から派遣される用務員の二つが多く、求人募集がない時期なら、派遣会社への登録が近道になります。
詳細は採用先の学校により違うものの、大きな面は変わることはないでしょう。