用務員になることのデメリットとは?

方向性をイメージした、山道での画像を表示しています。
目先ではなく、ゴールから逆算し考える。


何事にも、良い面があれば悪い面も存在するものです。

このブログでは、用務員になることのメリットについては紹介してきましたが、デメリットに関する部分については紹介はしてきませんでした。

そこで今回は、用務員の仕事に就く事のデメリットについて、説明したいと思います。

人生を用務員で終えるなら別ですが、将来を見越した転職にキャリアをしたいと考えてるなら、今している仕事が今後何の役に立つか知る事は重要です。



最大のデメリットは専門性の無さ

用務員の仕事は雑用と言うよりも、雑多な仕事を数多くこなすことが主体となります。

掃除から小修繕、事務や教員の補助など、細かく書いていると相当な数が実際はあるものです。

しかし、その仕事一つ一つには専門性が必要なものは殆どありません。

専門性より、仕事の「速度」の方が、用務員の配置理由です。



学校が変われば仕事も変わる

専門性がない結果としては、その学校でのみ役立つ仕事が多くなり、職場を異動すると最初からやり直しなんてことは普通なことです。

そういった意味では用務員とは教育職に近いのですが、用務員と言う仕事自体が教員のように体系化されていないので、「これが用務員の仕事」という物がない理由の一つです。

用務員の仕事とは体系化が出来ないことを、臨機応変に対応するものですから、体系化してしまうと用務員ではなくなってしまうとも言えるかもしれません。

つまり、用務員の仕事とは、用務員個人の能力への依存度が極度に高くなるのです。


専門性がないことのメリット

こうして考えると、用務員の仕事に就くと何のキャリアも積めないように感じます。

一方、専門性と言うよりも前段の話での取捨選択の能力は格段に積んでいけることは事実です。

違った言い方をすれば、丸投げの技術とも言えますが、これは一見、専門性が無いように見えるものの、総合職的(ゼネラリスト)的な考え方が必要になります。

仕事とは、自分が出来ることと出来ない事を判断し、出来ない事は外注に出すことで、同じ時間であっても業務をより多く、円滑に進められます。

これらが出来る前提としては、専門性より幅広い知見です。

学校の用務員の仕事を通じると、幅広く物事を見れるようになれます。

実はこれが用務員の仕事の経験で得られる最大のメリットなのです。

そう言った意味では、短い年数で部署の異動を繰り返す地方公務員の事務系職種と変わりません。

実際、用務員経験者から事務系の職種に変わった人は勤務成績も良いようで、昇進が早い人も多くいます。

また、様々な経験から便利屋業を開業する人も少数ながら存在するようです。

このことから、用務員の経験は意外にも管理職や経営者を目指す際には、大きく役立つとも言えるかもしれません。



まとめ


  • 用務員の仕事には専門性がない反面、全体を俯瞰する能力は上がる。
  • 仕事が面倒なら、出来ないフリして業者に丸投げが上手くなる。
  • 世間は用務員の仕事など興味も何も無く知らないので、転職の際に用務員の経験が生かせる事は限定的。
  • 逆に元用務員だったせいで、仕事をしないのではないか?と疑われた事例も。
  • 用務員を一度すると、他の業種に行けなくなる。




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