用務員の仕事の全体像

イメージとして、用務員の仕事場(学校のトイレ)を表示しています。

用務員の仕事は、幅広い。

今回は、その仕事を簡略的にまとめて記す。

では、本題に入ろう。

用務員の仕事(概要)

用務員の仕事内容は説明しにくい事は先に書いたが、一応ここでは簡潔的に出来る範囲で、簡単に説明したい。

まずは基本的な話だが、学校の運営の基本方針は国(本社)で作らる。

次にその後、各教育委員会(支店)に伝達され、学校(営業所)に伝達される。

この辺は企業の組織運営の流れと変わらない。

言わば、学校は地方の営業所であり、本社(文科省)の意向の範囲内において、業務を進めるだけである。

その仕事の割り振りの過程で、各支店(学校)に都合において、校長が用務員への仕事を振り当てている。

言うまでもなく、立ち位置は最末端である。



用務員が出来ない仕事は外注


通常、教室などの修繕は用務員の仕事のとして担当する事は多い。

だが、教室の小修繕などについては、本来は担任が維持管理するものなのだ。

しかし、必ずしも担任が全て管理できるとは限らないので、校長や教頭の指示により、用務員が代わりに行うえるならアシスト的に行うことはある。

教員によっては全て自分で教室の維持管理をすることもあり、用務員のサポートなしの場合もあれば、全く出来ない教員については、用務員が管理することもある。

それでも対処出来ないものについては業者 修理のように外注される。

ちなみに外注の基準だが、校内で対処出来なければ、単に外注されるだけであるので、そのため、用務員の採用において、特に技量を求めていない事が多いのだ。

出来るなら用務員の仕事、出来ないなら外注(それまで)。

いたって、シンプルなものだ。


修理等の正式な仕事の流れ

一応、用務員は縦社会の一員であるので、仕事の手順は決まってはいる。

正式な仕事の流れで言えば、小修繕を例にすると下記の工程になる。

  1. 担任が管理職に修理依頼
  2. 校長・教頭が受託し、処理を判断
  3. 用務員または業者修理

だが実際には、
  1. 担任が用務員に直接修理を依頼
  2. 用務員が処理、または用務員が管理職に許可を得て業者に依頼を指示
  3. 業者修理に用務員が立ち会い。修理完了。

このような伝達方法は基本はアウトだ。

しかし、実際の運営上では上記のパターンは多い。

その理由としては、管理職(校長や教頭)は何かと多忙であり、基本に忠実になればなる程、運営に支障が出る。

つまり、用務員の業務の一部は管理職の仕事だったりもする。

そもそも、管理職にすぐに連絡がつかない場合もあるような学校も少なくない。

荒れた学校など、始業時間中に管理職が机に座るのを見るのは少ないから尚更だ。

このように、実際には段取りをショートカットをすることも多く、結果的に実際の用務員は、様々な仕事をすることになる場合も多い。

地域の行事の準備

また、地域との学校行事の連携することも少なくない。

そのような場合、その対応を用務員が担当する場合もある。

細かな地域の事柄については教育委員会も現場任せであるので、そのような催事への対応も用務員が行うことが多い。


子供との関わり

用務員の仕事とは基本的に、校長の下働きと考えれば理解しやすい。

例えば、校長が花がいっぱいの学校を望めば、用務員がそれをサポートすることが仕事になったりすると言う意味である。

また、なぜか用務員は比較的に悪ガキと仲良くなる場合が多い。

教員には楯突くが、用務員には素直な連中も多い。

用務員とは教員ではないので、別に子供を指導する義務も何もないので、子供の聞き役に徹せられる。

そのため、用務員の方が話やすいようで、時には信じがたいディープな裏の家庭事情の話を聞く事も少なくない。

そう言った意味では、用務員は校内ではグレーゾーンの存在であり、またグレーゾーンのアドバイスが可能な唯一無二の存在でもあるのだ。

終わりに

学校の用務員の仕事とは、単に修理をするだけの存在ではない。

子供との間合いが重要なのだ。

その辺は経験上、単なる修理工の方が精神的には楽だ。

子供の家庭環境も考えつつ、作業を行う。

それが、用務員の仕事の一つなのだ。






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