用務員の仕事(花壇作り)



用務員と言う仕事の中で、最も共通する仕事の一つに花壇(プランター等の鉢植えを含む)作りがある。

学校の玄関を見るとわかるが、花が全くない方が珍しいくらいだ。

つまり、花の管理が得意な時点で、用務員への採用に近づくとも言える。

しかし、一般的な用務員希望者(特に男性)の場合、花に関する知識は乏しい場合が殆どだろう。

そこで今回は、非正規の用務員として採用された場合に直面する花壇作りについて紹介する。

もちろん、知識がゼロでも問題なく、とりあえずとは言え、今回の記事を読むだけでも花壇(鉢植え)を完成させらせる程度にはなれる。


但し、正式な作り方とは言えない部分が含まれるが、用務員として仕事をこなす最低限の話とする事を先に断る。

では、本題に入る。



まずは土より花選び?


通常、植物を育てる場合、まずは土作りが基本となる。

しかし、学校での花の栽培となると、予算と言う大人の事情を考慮しなければならない。

よって、最初の仕事は栽培範囲の把握が絶対条件となるのだ。

例えば、玄関周りだけの植栽なら別だが、一般に殆どな学校では、それなりの規模の花壇が存在する。

最低でも100個は植え付けは可能だから、植え付けた後の事も考えて植えないと、後で管理が出来なく場合がある。

よって、学校での花壇作りは、いかに手間を掛けずに済むかから考えないと、後々困るのは用務員自身である。
趣味ではなく、仕事として引き継ぎが出来る花壇を作ることは、とても大切な事なのだ。



一学期なら朝顔


地域にもよるが、一般的な四季がある地方なら、夏場は子供が授業で花を育てる。

よって、余程大きな花壇がない場合、子供が植えた植物だけで校内の花壇を占めてしまう場合も少なくない。

そのような時期は、用務員が行う可能性がある花の管理は玄関周辺に限定される。

春から夏場に向かう時期なら、学校なら朝顔を玄関で育てるだけでも、見栄えはそれなりにはなる。

その場合、授業で使った余りの種がある場合も多く、それを使えばよい。

朝顔は比較的に強いので、水枯れさえなければ、ほぼ無事に生育する。

それよりも、いかに綺麗に朝顔を伸ばすかになるのだが、市販のネットを使えば、伸ばしたい方向に簡単に伸ばせるので、後はあなたのデザインセンス次第である。



二学期以降はビオラを主体に


夏が終わり、秋になるとパンジーやビオラが学校ではよく植えられる。

どちらも同じような花であり、カラフルな花だ。

ビオラ、パンジーと名前は違うが、実は単に花の大きさの違いだけである。

ちなみにパンジーもビオラも強い花なので、殆ど管理しなくともよく育つ。

だが、一点違うのは、パンジー(花が大きい方)の方が、花が散ると見た目が汚くなるので、花殻摘みを頻繁にする必要がある。

ビオラの場合、元が小さく、花殻が落ちても風で飛びやすく、手入れ不足でもあまり気にならないレベルである。

このようなちょっとしな事だが、日々の管理に時間が取られるので注意は必要である。

用務員の仕事は花壇だけでない。

まずは余裕時間を作る事を最優先すべきである。

その点、ビオラはうってつけなのだ。



土作りはどうすべきか?


簡単だが土作りについて。

土作りと言えば、肥料を思い浮かべるだろうが、それ以前に土壌を中性にする方事も大切である。


そのためには、石灰(せっかい) などの、アルカリ性のものを混ぜると中和する。

それは広く一般的には知られているが、逆に素人は過度の石灰をいれてしまい、失敗するケースも少なくない。

イメージとしては、土の表面が軽く白く見える程度にすれば、あまり問題はない。

石灰については撒きすぎよりも、撒かない方を勧める。

現実的には、冬季は石灰は入れても入れなくてもあまり変わらない事が多い。

虫が多いようなら、入れる程度でもいいかもしれない。




植え付け

一見、簡単そうな植え付けではあるが、苗をしっかり押し込まないで、 根が張らないで、苗が転がってたりすることは、学校の花壇ではよく目にする。

ポットから苗を出したら、下の方を軽く揉んで柔らかくした後に上つけると 根の張りがよい。

植え付け時も、多少は強く土寄せする位でも大丈夫である。

以上、最低レベルではあるが、用務員として行う花壇作りである。

ただ、実際に植える事になれば、緩効性肥料など混ぜたりするが、学校なら誰が教えてくれるので、あまり気にする必要はないだろう。



心配ならプロの動画を参照の こと

やはり、本職の動画を見る方が参考にはなる。






編集後記

興味がなくとも、花を植えるようになると、人の家の花壇も気になるようにはなる。

それも当然で、何事の自身で一度経験すれば、それまでの目線が変わる。

今まで気が付かなかった事が見えてくるからだ。

その点、用務員の仕事はそのような様々な経験を積むには最良の職場ではあるかもしれない。

それに今の時代、用務員にはYouTubeがあるので、昔に比べれば楽なものだ。

もはや、学校は殆どいらない時代に入っているのだが、逆にそんな学校に勤務していることに矛盾を感じる日が来れば、あなたは次のステップへ進むことになるだろう。



















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