近年は昔と比べ、学校内での不審者対策は強化されている。
今回は防犯上の理由から、細かい内容については言及はしない。
あくまでも、保護者や出入り業者が知る範囲について記述するので、先に断っておく。
早速、本題に入る。
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校門の閉鎖
昔の学校の門は、常に開いていたものだ。付属池田小の事件の後の対策の一つだが、登下校時以外は基本的に校門は閉めている。
よって、そのための巡視業務も用務員にも付加されており、近年では定年退職後の元警察官や元自衛官の用務員も少なくない。
防犯用品の設置と補修
不審者対策の一つに、校内の様々な場所への「関係者以外立ち入り禁止」の看板も、用務員が設置する場合が多い。校地は広いため、必然的に設置数も多い。
また、子供が設置看板を壊すなどするので、交換作業も少なくない。
他にも、破れかけたフェンスの補修など、大きな作業はないが、業者を呼ぶまでもない種王修繕は多いのだ。
実作業については、看板にしても、フェンスの破れにしても、結束バンドで補修する事が多い。
針金を使用した場合には後に解ける事がある。
一見、キチンとしとけばそんな事は無いように思えるが、子供の破壊行動は、大人の常識を超え、針金の先端が出る場合があるのだ。
そうした理由で、頻繁に結束バンドを使用するようになったのだ。
このような、子供が多い職場での作業は、一般的な大人社会のものと異なる。
様々な部分が子供対策向けにアレンジするのも、用務員の仕事である。