用務員になる前に取っておきたい資格(危険物取扱者)


暖房器具の多くが電化されているが、学校などの施設では、まだまだとを用いた暖房機は健在である。

北国でなくとも、教室などが広い学校では、氷点下近くの寒さの時など、灯油を使った暖房の方がより暖かいものだ。

様々な地域事情にもよるが、学校での灯油等の取り扱いは、それなりにあるものだ。

もちろん、灯油の取り扱いについては用務員の仕事である。

よって、灯油を取り扱う知識や資格があることは、採用に必須の場合もある。

また、危険物関連の資格保有者は、採用の際に優遇される事は想像に難しくはない。

そこで今回、学校において行われる危険物各種の取り扱いと、資格について紹介したい。

では、本題に入る。



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冬の用務員の仕事


草木が枯れ一段落してから間もなく、暖房器具を使う準備が始まる。

ストーブのメンテナンスはもちろんの事、灯油の管理の準備に取り掛かる。

学校には灯油庫があり、そこにはドラム缶や燃料タンクがある。

そこで小分けする事で、各教室へ配る事になる。

校内での配り方は各学校によって様々であるが、用務員だけでなく、各職員が手分けする場合も少なくない。

それよりも、用務員の仕事とは灯油庫の灯油を切らさず維持する事が最重要である。

学校の規模にもよるが、大きな学校や寒冷地だと、灯油の保管量も多くなるものである。



募集によっては有資格者のみの場合も


学校にもよるが、大量の灯油を使用する学校の用務員には、危険物取扱者の資格保有が必須の場合もある。

危険物取扱者とは、灯油等の危険物を保管する場所での作業や監督するのための資格者の事だ。

ただ、一定量以下(少量)の危険物貯蔵所には、必ずしも配置する義務はない。

だが、消防署としては、できるだけ有資格者の配置を奨励している。

やはり少量と言えど危険物には変わりないからだ。

そのため、安全配慮上の事情から用務員を求人する場合、危険物取扱者の有資格者を必須にする場合もあるのだ。


危険物取扱者とは?

危険物取扱者は大きく分けて3つの種類が存在する。


  • 丙種 危険物取扱者
  • 乙種 危険物取扱者
  • 甲種 危険物取扱者


各種詳しくはウィッキペディアを参照して頂く方が早いとは思うので省略するが、この中の資格で未経験で受験可能なのは丙種と乙種である。

受験難易度については丙種<乙種<甲種の順に難しくなる。

丙種についてはガソリンや軽油、灯油や重油など、一般的によく聞く燃料等の取り扱いが可能になるものである。

次に乙種については更に資格の種類の内容が6分類(乙種1から乙種6まで)に分かれ、普段お目にかかれない名前の危険物も多い。

(尚、乙1から乙6まで取得すると、甲種(全て危険物)と同じ範囲が扱える)

その中で、4類に当てられてる危険物に灯油が含まれる。

尚、丙種と乙種の大きな違いは立会い(見てるだけでこき使うこと)が出来ることに尽きる。

試験の難易度については、丙種より乙種の方が多少難易度は上がるが、基本的に大差はない。

両者共、努力すれば誰でも受かるもので、基本的に「落とすための試験」ではない。

同じ手間なら、迷わず乙種(4類)を受験すべきである。

勉強方法もシンプルで、問題集の繰り返しだけで十分に合格レベルに到達可能である。

この資格試験では下手に参考書を読むより、問題集の繰り返しが最短合格の勉強法である。


用務員以外でも役立つ危険物取扱者


危険物取扱者(乙4)取得のメリットは用務員に限らず、様々な場所で需要はある。

代表的な仕事はガソリンスタンドではあるが、危険物取扱者(乙4)が必須の仕事に、セルフのガソリンスタンドの給油モニター監視などがある。

セルフスタンドとは、有資格者がモニターで監視する事で客が給油出来る仕組みであるのだが、そのためには危険物取扱者(乙4)以上の有資格者の監視(立会い)が必要になる。

そのため、資格者がいなければセルフ給油自体が成り立たないのだ。

このような監視業務(特に夜間)は重労働でもなく、比較的時給も高いので、一時的なバイトにもうってつけである。


編集後記

危険物取扱者の資格は使えないと言われ出し久しい。

だが、人口減少時代には、本来必要な人員すら配置できない状態になりつつある。

それをチャンスと捉えるか否かはあなた次第であるが、比較的簡単に取れる資格は取るだけ取るのもありだろう。

ちなみに資格に難易度はさほど関係ない。

基準は需要の有無だけである。




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