用務員の仕事は世間からは楽に思われている。
だが実際に体験すると、世間が想像するよりもずっと楽だった。
なぜ、そのような仕事が存在できるのか?
あくまでも私の実体験から話たいと思う。
では、本題に入る。
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楽な理由その1
常に用務員の行動を管理する管理職がいないことである。
用務員と言えど、一応は組織人である。
そのため、用務員を管理する管理職は一応は存在する。
その管理職とは 校長、副校長、教頭などである。
しかし、彼らは教員を管理する立場でもある。
実際なところ、日々学校の運営に振り回され、普段の用務員の行動など基本的に眼中にない。
多少の差はあるにしろ、上司が嫌で出勤できなくなることは殆どない。
面倒な管理職に当たれば、それこそ労働組合にでも入り、逆に管理職を管理すれば済むことである。
楽な理由その2
ノルマがないことに尽きる。
極論だが、その日の仕事は職場に着いてから考えても間に合う。
イベントものがある場合は事前に準備することはあるが、それは単に自己都合で作業が当日に集中しないように分散しているだけだ。
これは用務員の仕事全体に言える事だが、段取り次第で好きな時に休めることを意味する。( 但し、寒冷地などの地域では難しい場合もあり)
つまり、旅行等に行きたいなら、そのようにすれば比較的簡単に休めたりするのだ。
(用務員や教員が平日の国会前や沖縄へ左派系の運動をする人がいることを考えれば、容易にお察しできるとは思うが・・・)
だから、余程な事態、または地域でない限り、用務員人生の中で残業と言う言葉を聞くことはない。
楽な理由その3
自己裁量で休憩(仕事)できることである。
ただ、一日の大部分を休憩で過ごす人もいる。
なぜ、そのような事が出来るのかと言えば、用務員の仕事の基本として管理職が命令する仕事のみを用務員がこなすようになっている。
考えてみればわかるが、学校の方針(校長)に沿った仕事である。
そこに用務員の個人的なセンスで勝手に黒ペンキを校内に塗りまくられたりしたら、それこそワイドショーのネタである。
そのようにペンキ塗り一つにしても校長のOKを取っている。
逆にそのようにしてない校長は管理職として問題があるが、用務員から見れば楽だ。
楽な理由その1とも関連するが、校長や教頭は忙しい。
よって、用務員をわざわざ探し仕事依頼ようなことは殆どない。
まとめ
あくまでも用務員の一例であるが、大多数の用務員の仕事に関し共通する話である。
このように暇があることで、日々ニュースを騒がす用務員達が生まれる。
だが、勘違いしてはいけないことは、このような余力時間が作れる仕事は少ない。
その中で犯罪をするような者は、用務員以外の仕事をしても同じ結果になるだろう。
このブログを読まれている賢明な読者に言う話ではないが、余力がある仕事は有難いことを忘れるべきではないのだ。
そのような余力を利用しながら、更なるステップアップをすることが大切である。
未だに用務員の不祥事は尽きないが、財政難の政府がそのような仕事をこれから先も容認するほど甘い時代はもう続かないだろう。
その準備の一環として、現時点で用務員の仕事をする(利用する)なら、あなたの未来はきっと明るいものになるだろう。
あなたの健闘を祈りたい。