職業は様々であるが、それぞれの職には集まる人の傾向はあるものです。
そこで今回は、用務員として私が見た個人的な視点で、どのような傾向の人物が学校用務員になっているのか記してみます。
子供好きな人
学校と言う職場の大人は、基本的に子供好きが殆どです。なので、本気で子供の声すら聞くのが嫌いなら、そもそも学校用務員になるなど考えもしないでしょう。
教員とのポジションの違いはあるものの、学校の用務員もまた子供と関わることはそれなりにあります。
少なくとも学校用務員になる人は、少なくとも子供相手への立ち回りは上手な人は多いのは確かです。
手先が器用な人
用務員の仕事内容には、校内の修繕業務が含まれています。その多くは、水道修理や電気系の修理であり、その実態は年々とビルメンテナンスのような仕事へと変化しています。
ただ、ビルメンテナンスの仕事と違う点は、ビルメンテナンスよりも守備範囲が広い事です。
木工や鉄工、塗装に左官作業、そして花壇の管理とそれに伴う消毒等々、場合によっては溶接も行います。
基本は校内における、修繕のオールラウンドプレイヤーと思って良いでしょう。
孤独に強い人
学校用務員は仕事の特性から、一人仕事が多いものです。
その辺が、複数人勤務のビルメンとは違う所で、学校内で唯一、孤立化する職種とも言えます。
よって、学校用務員の多くは黙々と作業をする精神的強さを持つ人が必然的に多くなります。
読書好きな人
学校用務員には読書好きは多く、仕事合間の隙間時間でも本を読む人は、比較的に多いような気がします。そういった意味からも、孤立に強い人が多い理由の一つかもしれません。
おわりに
何の仕事でも年々とレベルアップするもので、それは学校用務員でも同じです。特に校舎の建て替えや改装があると、新しい環境になります。
建物自体がリニューアルされる事で、その対応方法についても様々の事を学ぶ必要性が生じます。
そのような時に、自ら学ぶスタンスの有無こそが、学校の用務員の適正とも言えます。
ただ残念なポイントは薄給な事くらいですが、次の転職へのステップアップを準備する
には時間が取れます。
のんべんだらりと用務員を一生続け、廃人みたいになった人もいるので注意して下さい。