用務員と学校用務員の違い

用務とは何か?

一般的に用務員と言えば学校用務員を指す場合が多い。

だが、「用務員」と求人検索をすると会社やデイケアや病院もヒットする。

表示されてる仕事内容についても比べてみたが、格段に違うものである。

もっとも、他の用務・用務員についても学校用務員と同じで、何の仕事かはその場でしかわからないだろう。



用務を辞書で調べると「雑用」という言葉が出る。

つまり、単に都合のよい代名詞だ。

なので、本来なら学校用務員ではなく、学校雑用員・または雑務員が一番理解しやすい。

だが、

「雑用」=「低レベル職」

となるのが世間一般な認識である。

ちなみに、高齢化した世間一般の認識とは、20世紀後半(1980年代)と見ても良い。

人の考えが変わるには時間が必要であるし、タイムラグはかなりあるのだ。


人権的配慮のためか、主事とか校務員とかの名称が使われているが、それ自体、私からみたら小馬鹿にしてる気がするが、私以外にもそう思う人も多いとは思う。

人権派と言う輩ほど、上から目線だから、まー仕方ない。



さて、名称はどうあろうと、様々な角度から仕事ができるのは用務員・学校用務員の特典でもある。

私は学校卒業後、ある電子系の専門職となったが、社会の変化(IT化)で職種自体が縮小(一部絶滅)した。

ある意味、先端の仕事の分野であったし人にも自慢できたが、先端過ぎて真っ先に自分自信が不要になった事は今では笑える話である。

その経験が20代の頃にあるので、実は専門職ほど消滅(突然死)のリスクは高いことも身をもって知った。


実際、現在を見ると様々な専門職が危機に瀕している。

例えば、法務関係の電子申告や、税務関係もクラウド化したり等、挙げたらきりがない。

いずれ、ロボットや人工知能の進展によっては、宅配からタクシー、介護も少しづつだが機械化されるだろう。

その中で、人ができる仕事は減っていく。

今後、機械に対して人としての付加価値を出せる領域は、マルチな経験を提案と、小ロットの仕事ができる人であろう。


一例ではあるが、20世紀末の工作機械の多くはNCと言うプログラミングで金属等を加工することが一般的になった。

そのため、一時は昔ながらの職人(旋盤工やフライス工)などが不要になると噂されたこともあった。(もっとも、現場を知らない連中の噂だが)


だが、そんなNCも問題はあった。


プログラミングによって機械化した作業は大量生産には向いているのだが、(単品1〜数個)を加工するのには、プログラミングする手間の方が大きい。

そのため、NC化はすすんだものの、職人の付加価値はそのように別な場所で生かされるようになった。


今後の人の仕事の敵は人工知能になる。


だが、まだまだ全域をカバーするには程遠いし、コストの問題がある。

経営者が言う仕事で機械化しない仕事の中には、機械化が出来るが人件費の方が安いので使ってる場合も多い。

突き詰めれば、何事も最後はコスト論にたどり着くのだ。


話を用務員に戻す。


用務員が未だに存続する理由は中間管理職に都合がよい。つまり便利だからである。

様々(雑務)な対応を振るには、今の所は機械より人が便利である。

今回の題目である「用務員と学校用務員の違い」とはしたが、「用務」と言う視点は同じである。

ただ、学校で必要とされる用務はまた違うし、デイケアで必要な用務もまた違うのである。



最後に


この先はあくまでも私見である。

もう20年前の話になるが、「多能工化」が流行った。

多能工とは端的に言えば、それまでのは流れ作業で一人が一部品を生産していたが、最初から最後まで一人でしましょうと言うやつである。

そうする事で、大量生産から多種多様なものを生産しやすくなった。

言ってみれば、用務員化した。

更に、今後はその用務員を使っていた中間管理職すら不要になる。

もはやIT化によって、経営者からその用務員に直接指令が出せる。

本当は既にIT化によって不必要なのだが、終身雇用制度で雇ってしまったので仕方なく残っているだけである。

学校用務員については今後も中間管理職(校長・教頭)の指示系統はかわらないとは思うが、今では多くの用務員は非正規職員である。

つまり、先のある若者が長く勤めるには不向き職場であるには違いない。

その中で学べる事があるとしたら、マルチな能力を磨く事である。

給料は安いし先もない。

だが、お金をもらいながら今後の世界(用務員化)を学べる。

残業もないし、自分の時間も作れる。

資格を取るのに仕事を休んでも応援はされても嫌な顔をされることがないのが、学校と言う仕事場である。

使えるチャンスは是非とも利用して頂きたい。

あなたの健闘を祈る。


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