何の職種でも採用募集に応募すると必ず聞かれるものは志望同期です。
そこで今回は用務員の採用の際に聞かれやすい志望動機のポイントについて、実際に多くの用務員受験合格者の経験を要約し解説します。
なぜ、用務員の仕事に応募したのですか?
面接において最も多く聞かれる志望動機は、「なぜ、用務員の仕事を志望したのか?」があります。
そのため、子供の声を聞くのも苦手な場合、現実的問題として学校用務員への応募は控えた方が良いとも言えます。
その点について、面接官は様々な質問を投げ掛け、確認しています。
とにかく毎日が子供だらけですから、様々な点において注意が必要になります。
学校用務員の仕事の多くは掃除や修理を含め、子供が扱うには危険な場所や作業が殆どです。
ちょっと目を離した間に、電動工具を触っている事もありますが、そのような場合について、面接官に聞かれる場合もあります。
間違っても、子供を怒鳴ったり体罰を加えるような連想を面接官にさせてはいけませんし、実際に今の学校ではダメです。
そのような事から、校内で作業を行う場合の注意や安全対策は、年々と厳しくなっています。
実際、作業よりも安全対策に時間が掛かる事も多々あります。
冒頭に戻りますが、「なぜ、用務員の仕事に応募したのか?」について答える場合、以下のポイントを含めた回答が望ましいと思います。
- 子供が嫌いではない事(好きである必要はありません)
- 安全に対する視点が市民目線である事
- 危険予知に関する知識を仕事で活かしたいこと
要約すると、
自分の能力を学校で活かしたい、その上で子供が好きなので、安全面を大切にした仕事を行いたいと思います。
これに自身の経験と能力を織り交ぜて答えると良いと思います。
どんな仕事をしたいと考えていますか?
これも学校用務員の面接では、ほぼ必ず聞かれる項目です。この質問の背景にある事は、学校内では様々な修繕が日々繰り返されるからです。
この質問に対しての基本的な心構えとしては、
「家の一つ二つ、自分で建てられます!」
位の気持ちで臨んでもいいと思います。
実際に出来る出来ないは別の話ではありますが、まずは前向きな回答は面接官には好まれるのは確かです。
また、学校では毎日同じ作業を繰り返すと言うよりも、突発的な作業に対しての応用力が問われます。
そうした学校現場では、知識の多さが作業の進行に大きな違いが出てきます。
その対処方法については、様々なDIY関連の書籍を普段から読む事で対応出来ます。
ですから、可能な限り多くの本に目を通す事と良いでしょう。
この質問に対するポイントとしては、
- 正直に、そして自分に自信を持つこと
- 分からなくても前向き
- 分からなければまずは自分で調べる
要約すると、
学校の仕事の事はよくわかりませんが、分からない事があれば自分で調べ、上司(校長・教頭)と相談しながら仕事を進めて行きたいと思います。
これらを含め、自分なりにアピールすると良いでしょう。
実際に学校に配属されなければ、どのような仕事があるかわかりません。
その中で、ベストを尽くすことを面接官に伝えましょう。
草刈機を使えるのは大きなアピールポイント
学校用務員の主な仕事に草刈りがありますが、その殆どがエンジン草刈り機を使用したものです。
エンジン草刈り機を使用した事がないなら、多少の費用(一万円程度)掛かりますが、草刈機の講習機関があります。
エンジン草刈り機を使用した事がないなら、多少の費用(一万円程度)掛かりますが、草刈機の講習機関があります。
草刈り機は校内では危険な機材になるので、扱い方では大変危険なものになります。
特に学校の用務員の場合、本人よりも外部へ危険を及ぼす事が大きいです。
例えば草刈り中の飛び石などで、想像以上に広範囲に影響があります。
そのような草刈り機の特性を学び、そして公的証明を受けていれば、面接では大きなアピールポイントになると言えます。
特に学校の用務員の場合、本人よりも外部へ危険を及ぼす事が大きいです。
例えば草刈り中の飛び石などで、想像以上に広範囲に影響があります。
そのような草刈り機の特性を学び、そして公的証明を受けていれば、面接では大きなアピールポイントになると言えます。
講習については、以前の記事 に説明しています。
終わりに
以上、公立学校の用務員の採用面接で、質問を受けやすい仕事に関する点になります。しかし、仕事だけでなく、人間性や公務員としての振る舞いを示す必要も面接では問われるものです。
また面接で肝心なのは、面接官とのコミュニケーションが上手くとれることも重要な点である事は忘れてはならない点でもあります。