用務員の仕事(その2)夏休み編



近年の用務員の募集は嘱託が多い。

募集要項を見ると但書きに、

『夏休みも勤務』

とある。

勤務する者にとっては当たり前だが、外部から見ると学校職員の謎な部分である。

今回はそれを紹介したい。


一般的には、子供が通学しない時期の学校の仕事を知る機会はない。

では一体何をしてるのかである。

教員の場合、普段の生活は学校での時制が基本的に優先される。

そのため、普通の企業や役所が行うような研修を、夏休み期間中に入れているのだ。

一見楽そうだが、普通なら小分けで受けるような研修を突貫的に行うので、想像以上にキツイ事も多い。

更に近年は、教職免許の切り替えもあるため、計画的に受講をしなければ免状失効もあるので、夏休みは楽なものではない。

加えて人間ドックとかもあるので、精神的に休まる暇がない。

子供も宿題があるが、教員もまた宿題があるのだ。


話を用務員に戻す。

夏休み期間中の用務員の仕事だが、そんな宿題に追われる教員の留守番のような仕事になる。

たとえば、朝は植物な散水や、飼育動物の世話だったりするが、気楽と言えば気楽である。

用務員によっては、学級菜園のキュウリやナスを昼ご飯用の浅漬けを仕込んだりしている。

ただ、10時前には終わる。

外部から見たら遊んでいるように見えるが、若い教員だとそのような経験がない場合もあるので、実は非公式的ななOJTになってたりするのだ。

それ以外の時間は、自分なりのペースで教室内のメンテナンスを行う。

普段は子供がいるので、夏休みがないと時間が必要なメンテナンスが出来ない。

だから、夏休みの用務員の仕事も、教員に劣らず山盛りである。

ただ、時間に追われないし、定時には帰れる。休憩も好きな時に取れるが、自分なりのペースを維持しないと、夏休みの最後の週末は宿題に追われるので、注意は必要である。


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